兄ちゃんたちもイケメンではないのですが、
一人は愛嬌のある笑顔のかわいい感じの人で、もう一人はメガネをかけた知的な雰囲気の人でしたがガタイが良く喧嘩が強そう。
二人とも服装は地味でしたが清潔感はあり、会話も下心をそこまで感じなかったので、
単純にナンパではなく楽しく飲みたいだけなのかと感じました。
それから1時間ぐらいでしょうか。
お腹も膨れたし良く飲んだし、そろそろ店を出ようかという話になりました。
その時もLINEなど連絡先を聞かれることもなく、このままだと本当にただ一緒にワイワイ飲んだだけで終わる雰囲気。
お会計時に、兄ちゃんたちが合流する前に私たちが注文した物まで払おうとしたので、さすがにそれは遠慮しました。
そしてお店の前で兄ちゃんたち2人と解散。
私たち3人も、この辺で帰ろっか、という事でお店の前で解散。
「ごちそうさまでした~」
「ありがと、またね~」
など挨拶し、それぞれ散り散りにお店を後にしました。
私は一人駅に向かって歩き出します。
すると隣には今バイバイしたガタイの良いメガネ兄ちゃんが歩いていました。
「電車で帰るんですか??」
と私が聞くと、
「そうだよ、〇〇線に乗って〇〇駅まで」
兄ちゃんが降りる駅は私が降りる駅と同じ。
「そうなんですか、降りるとこ一緒ですね笑」
なんて答えると、そこからまた会話が弾み、地元の話で意気投合。
そのまま二人で駅の前まで来ましたが、もう一軒行こうという流れに。
2件目はオシャレなバーで大人な雰囲気。
メガネ兄ちゃんは相変わらず下心を感じさせない会話をしながら、
こっちの話も興味を持って聞いてくれるしよく笑うし、悪い印象はほとんどなかったです。
それからさらに1時間が過ぎ、酔いもかなり回ったので帰ることに。
メガネ兄ちゃんはガタイが良いからなのかお酒が強く、酔っ払った私を介抱するように駅まで一緒に歩きました。
駅に着いた頃には、私の足元はふらふらで、メガネ兄ちゃんの腕に軽くつかまりながら歩くような状態でした。
「大丈夫? ちゃんと帰れる?」
と心配そうな声で聞いてくる彼に、
「うん、大丈夫…ありがとね」
と笑顔で返すのが精一杯。
電車に乗る前、彼が「じゃあ、気をつけてね」と優しく言ってくれたのが妙に心地よくて、
酔った頭で「この人、ほんと良い人だな」なんて思ってました。
私の降りる駅に着いたとき、改札を出ようとしたら、彼がまだ隣にいるのに気づきました。
酔った頭でぼんやりと彼の言葉やガタイを反芻してたから、気づいてなかった。
「え、まだいたの?」と聞くと、
「いや、なんか放っておけなくて…。家まで送るよ」って。
断るつもりだったけど、酔ってるし夜も遅いしで、結局「じゃあ、お願い」と甘えることに。
家までの道のりは、さっきのバーでの会話の続きみたいに自然で、
彼の笑顔やちょっとした気遣いが妙にドキドキさせました。
家の近くまで来て、「ここで大丈夫、ありがとう!」と言ったけど、
彼が「いや、酔ってるし…もう少し付き合うよ」と冗談っぽく笑うから、
「じゃあ…上がってく?」とつい口に出ちゃったんです。
自分でもびっくりしたけど、彼は「いいの?」と少し驚いた顔で、でも嬉しそうに頷いてました。
部屋に入ると、二人ともちょっと緊張した空気。
とりあえず「何か飲む?」と冷蔵庫を開けたけど、
彼が「いや、もう十分飲んだよ」と近づいてきて。
ソファに座った瞬間、距離が縮まって、彼の手が私の肩に触れたんです。
その温かさにドキッとして、顔を上げたら彼の目が真剣で。
気づいたらキスしてて、そこからはもう理性が吹っ飛ぶような熱い流れに飲み込まれました。





