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ドマゾな私がドS御主人様と調教ドライブに出かけた話(後編)

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外の世界と内なる命令…

車は途中のサービスエリアで一旦停車することになりました。
休日のちょうどお昼の時間帯ということもあってか、かなり、人の気配がありました。
家族連れやドライバーがそれぞれの時間を過ごしているようで、笑い声、話し声、いろんな音が遠くから聞こえてくるようでした。

そんな落ち着いた雰囲気の中、御主人様と二人きりの車内だけは…緊張感に包まれていました。

「ここで少し…君を試す時間を作ろうか。」
御主人様はゆっくりとそう言うと、じっと、穏やかな瞳でこちらを見つめました。
私はその視線に動けなくなり、次の指示を待つしかありません。

「ほら、いいかい。」

私は静かに頷きました。

「外にたくさんの人がいることを意識しながら…スカートを少しだけ引き上げなさい。」

その言葉に、私の体に電流が走ったような感覚が広がります。
羞恥心で胸がいっぱいになり、こんなことをしてもいいのかと躊躇しました。
窓の外には少し離れた場所で、幸せそうな家族連れが談笑しています。

それでも、御主人様の視線は一切の逃げ道を与えません。
私の視線はスカートへと引き寄せられるように下がり、恐る恐る…裾に手をかけました。

その瞬間、御主人様がさらに追い打ちをかけるように言葉を重ねます。

「もっとだ。それじゃ全然見えていないぞ。それくらいで終わらせるつもりか?」

外を歩く人たちの気配が妙に近く感じられ、誰かがこちらを見ている気がしてなりません。
誰かに気づかれるかもしれない…その可能性が頭をよぎると、羞恥心が一気に押し寄せてきます。
それでも御主人様の命令に逆らえず、私はスカートをさらにもう少しだけ持ち上げました。

「そうだ、いい子だ。」

御主人様のその一言が車内に静かに響き、心の中の恥ずかしさと興奮が複雑に入り混じっていくのがわかりました。
「…少しここで休憩しようか。食事をして、お土産でも買っていこうじゃないか。」

優しい口調で語りかけられ、先ほどまで高ぶっていた気持ちが少しずつ落ち着いていくのを感じました。
張り詰めていた緊張がわずかに解け、私はほっと息をつきかけます。

「もっとも、そのミニスカートでは視線が集まって、休まる暇もないかもしれないが。」

御主人様は薄く微笑みながらそう言いました。
その笑みにほんのわずかな挑発の色が混ざっていて、再び私の心臓は大きく脈打ちました。
その穏やかな口調とは裏腹に、視線は鋭く私を見据えています。
私の鼓動は再び高まり、足元からじわじわと熱がこみ上げてくるのを感じました。

窓の外では、家族連れが楽しそうに歩き、カップルが笑顔で手をつないで通り過ぎていきます。
何気ない日常の風景が、今の私にはどこか遠い世界の出来事のように感じられました。

「帰りも楽しませてくれよ。」

御主人様はそう言うと、軽く私の顎に触れて視線を絡めました。
その瞬間、まるで身体の芯を見透かされるような感覚に襲われ、私は言葉を失ったまま頷くしかありませんでした。

羞恥と解放の狭間で…新しい自分との対面

駐車場での調教が終わり、私たちは施設内へと向かいました。
店内はほどよく賑わっていて、家族連れやカップルがあちこちで楽しそうに過ごしているのが、いつも以上に目についたのをよく覚えています。
こうしていると、まるで普通のドライブデートのような気がして、少しだけ気持ちが和らぎました。
普段履かないような丈のミニスカートも、羞恥心や「人に見られていないか」という気持ちはあるものの、日常に溶け込んでしまえば、それほど違和感はないような気がしました。

「何が食べたい?」
「そうですね…ハンバーグプレートが食べたいです。」

御主人様は私の注文を聞きながら、「いいだろう」と短く頷き、食券を買ってくださいました。
食事が運ばれ、私たちは何気ない会話を交わしながら食べ進めます。

「美味しいですね。」
「うん。落ち着いて食べるのも悪くないよ。」

周りから見ても、私たちは普通のデートを楽しむカップルに見えていたはずです。
食事を終えたあと、土産物コーナーを軽く見て回りました。
御主人様は気になるお菓子を手に取り、「これを買っていこうか」と言ってカゴに入れました。
その仕草は普段通りでありながらも、どこか特別な雰囲気が漂っている気がするのは、気のせいではありませんでした。

車に戻り、御主人様がエンジンをかけました。
外はまだ明るさが残るものの、次第に影が長くなり始めています。

「さて…帰り道でもう少し楽しませてもらうとしよう。」

その一言に、昼間の穏やかな空気が一変します。
再び心臓が高鳴り、車内に張り詰めた緊張感が漂いました。

しばらくして、車は静かな公園の駐車場にゆっくりと停まりました。
時刻は午後4時過ぎ。まだ柔らかな日差しが差し込む中、駐車場の奥では木々がそよぎ、遠くから子どもたちの笑い声が聞こえます。

御主人様はエンジンを切り、少しだけ窓を開けました。

秋の風が車内に入り込み、ほんのり甘い金木犀の香りが漂います。
しかし、そんな穏やかな空気の中でも、私の中では別の緊張と期待がじわじわと高まっていました。

「ここで少し休もうか。」

その言葉の裏に含まれた意味に、私はすぐに気づきます。
御主人様と視線が交わると、心臓がドクンと大きく跳ねました。
胸の鼓動がBGMのように響き渡り、頭の中を支配していきます。
熱が上がるような感覚とともに、視界がわずかに揺れる。クラクラとした浮遊感が全身を包み込みました。

「後部座席に移りなさい。」

御主人様の声は低く、抑えた響きがありましたが、その一言が耳を貫き、身体の奥深くまで届くように感じます。
戸惑いながらも、私は静かに頷いて言われるまま助手席から後部座席へと移動しました。

膝をつき、ゆっくり御主人様の方を振り返ると、優しくも鋭い視線が私の動作を隅々まで捉えています。
その視線が言葉以上に指示を与えていることを理解し、自然と体が動き出しました。

膝をつき、少し不安そうな表情をしていると、御主人様は優しく微笑みながら指示を続けました。

「座席に手をついて、四つん這いになりなさい。外を見ながら、自分の姿がどう見えるか想像してごらん。」

公園にはまだ人影があります。散歩をする親子や自転車に乗る子どもたちが行き交っています。
その何気ない日常風景が、今の私には妙に生々しく感じられました。

「そう、そのままだ。」
「誰かがふと振り向いたらどうする? 見られるかもしれないと思うと…どう感じる?」

御主人様の低い声が耳元でささやくように響き、そのたびに身体が敏感に反応してしまいます。
羞恥心が込み上げると同時に、外の世界と隔絶されたこの車内だけが…特別な空間に変わり、不思議なほどに解放感に包まれていきました。

「そうだ…よくできている。もっともっとその感覚を自分に流れ込ませ、覚えさせ…楽しむといい。」

御主人様のその言葉が静かな車内に溶け込み、私の心をそっと包み込んでいきます。
その瞬間、胸の奥に絡みついていた緊張と不安がふっとほどけ、まるで風が吹き抜けるように消えていきました。
解き放たれるような感覚。身体の中を温かい何かがゆっくりと満たしていきます。

羞恥心は確かにあります。けれど、今はそれが不思議と嫌なものには感じられませんでした。
むしろ、その感覚が私の内側にある新しい自分をそっと浮かび上がらせるようで、心の奥で静かに高揚が芽生えます。

「これが…私なの…?」

ふと浮かんだその言葉に、自分自身でも戸惑いを隠せませんでした。
けれど、湧き上がる快感に抗うことはせず、ただ身を委ねるように、私は御主人様の視線に導かれ、深いところへと沈んでいきます。

羞恥と解放が絡み合い、やがて溶け合って一つになっていくような感覚になりました。
それは心の奥深くまで染み渡り、ゆっくりと私の一部になっていくのでした…。

デート調教

調教の終わりと新しい扉

とても長い時間にも一瞬にも感じたドライブが終わり、近所のコンビニまで送ってもらい車が静かに停車すると、御主人様はそのまま運転席からゆっくりと私に視線を向けました。

車のエンジンが止まり、静寂が訪れたその瞬間…御主人様の瞳が私をじっと見つめ、胸の奥で何かが弾けるような甘い感覚がまた体中に広がります。その感覚は、まるで夕方の柔らかな光が空気を包み込み、心の奥から静かに滲み出してくるような、優しくも切ない震えを伴って私を包み込んでいくのです。日の光がまだ少しだけ残る中、私はその視線に引き寄せられるように感じ、心がわずかに乱れるのを感じました。

「次回はもっと激しい調教を。」

その言葉が、私の心に静かに、しかし確実に響きました。

最初はその言葉の意味をゆっくりと受け入れ、理解しようとするものの…次第にその響きが私の身体全体に広がり、興奮と期待がじわじわと湧き上がってきます。

静かな夕方の空気の中で、私の胸は少し高鳴り、次の瞬間が待ち遠しくてたまらない気持ちと、わずかな緊張感が交錯していました。

御主人様の目には、すでに次を楽しみにしているような、少し挑戦的な輝きが浮かんでいました。その目に、私は思わず引き寄せられ、呼吸がわずかばかり乱れ始めるのを感じると同時に、その視線が私を完全に捉えて離さないような感覚に包まれました。

「はい…!」

思わず小さく、けれどはっきりと期待に声が漏れ、私は自分でも驚いていました。
その瞬間、自分の声が静寂の中に溶け込んでいくのを感じ、胸が軽く高鳴ります。

自分の中から湧き上がる期待と興奮、そしてそれに伴うわずかな緊張感が絡み合い、心はまるで二つの感情がせめぎ合うように揺れていました。
それでも、その揺れが不快ではなく、むしろどこか心地よいものであることに気づき、私はそっと息を整えながらその感覚に身を委ねました。

次の瞬間に何が待っているのか、全身で感じ取るようにして、その時が来ることを期待しながらも、少しだけ不安に駆られた自分がいることを、私は再認識していました。

御主人様は黙ってシートを調整しながら、さらに私に向かって少しだけ顔を近づけました。
冷静に見えるその表情からは想像できないほど、私の心を惑わせる力を持っていました。

「じゃあ、降りなさい。」

その一言で、私の身体はすぐに反応しました。御主人様の指示に従い、ゆっくりと車から降りる準備をする私に、御主人様はそのまま運転席に座ったままで、軽く口元を緩めました。

「次の調教、楽しみにしておけよ。気を付けて。」

その言葉が、私の胸に更に重く、そして深く響き、私は車を降りる足取りも少し重くゆっくりと…けれど確実に期待を抱えながら外の世界へと踏み出していきました。

これが、御主人様と私の初調教ドライブとなり、私の心はその終わりと共に新たな始まりを感じていました。
その瞬間、私は全てを受け入れ、次に何が待ち受けているのかを深く期待しながら歩き出していたのです。

長く語りすぎましたが…この出会いをきっかけに、この御主人様とは今でも良き主従関係を築き、何度も会っています。
繰り返すたびに深まっていくその関係は、私に新たな刺激と安心をもたらし…今もなお特別な時間として刻まれ続けています。

初心者