「ああっ! すごいっ! ああっ! だめぇっ!」
今までにない快感に、思わず叫んでしまいました。
「ここがGスポットだよ。女の子が一番感じるところなんだって。」
「あぁ…すごい…んんっ!」
彼がそこを執拗に責め続け、ついにまた絶頂を迎えました。
「ああっ! だめぇっ! イッ…イッちゃうぅぅ!」
体が大きく跳ね上がり、全身がガクガク震えました。
「はぁ…俺も…出すね…!」
同時に彼も限界に達し、射精しました。コンドーム越しでも大量に出ているのが分かり、熱い脈動が伝わってきました。
「あぁ…いっぱい…熱い…んっ…」
彼がゆっくり引き抜くと、ゴムを外して処理してくれました。
「すごかったね…」
彼に抱きしめられ、私はぎゅっと抱き返しました。しばらく抱き合ったまま、心地よい疲労感に包まれ、気づくと眠気に襲われて意識を失いました。
目が覚めると、隣に彼が寝ていました。時計は午前3時半。日付が変わっていました。また眠りに落ち、朝になると彼と目が合いました。彼はすでに起きていたようでした。
「おはよう。」
その声に、思わず照れてしまいました。
「昨日、ありがとう。」
不意打ちのキスにドキッとしました。
「うん…私も…」
私もキスを返し、彼の舌が絡んできました。甘い唾液の味に、朝からまたお互いを求め合うように行為が始まりました。
彼のSな性格が全開で、「もう限界…!」と訴えても執拗に責め続け、朝から何回戦もすることに。終わる頃にはヘトヘトでした。
お昼頃、チェックアウトしました。
手をつなぎながら彼の車まで歩いていると、初めてを終えた実感が湧きました。
「これからもよろしくね。」
その言葉に、心から嬉しくなりました。
「うん、こちらこそお願いします。」
そう言って、また唇を重ねました。柔らかくて温かいキスに、時間が止まったようでした。
この時の彼、Aさんとは結局別れてしまいましたが、今でもあの夜のことは鮮明に覚えていて、思い出すたびに胸が熱くなります。
あの濃密な時間、体の奥まで響いた快感、彼の少しSっ気のある笑顔と優しい声…すべてが私にとって初めてで、最高のセックスだったと思います。
心も体も完全に彼に委ねて、ただ感じることしかできなかったあの瞬間は、今でも他のどんな経験とも比べられない特別な記憶です。
今は平凡な主婦として、旦那との生活を送っていますが、正直、彼との時間はあの時の情熱や興奮とは程遠いものがあります。
旦那は優しい人です。でも、どこか物足りなさを感じてしまう自分がいます。
あの夜のAさんのように、私の反応を楽しみながら、でもどこか優しくリードしてくれるような熱い繋がりが、日常の中ではもう遠い夢のようです。
時折、Aさんとのあの夜を思い出しては、胸が締め付けられるような懐かしくて少し切ない気持ちになります。
ただ、一つだけ心に引っかかることがあります。
あの時、Aさんとは何度か動画を撮りながら行為をしたことがあったんです…。
彼の「これ、記念に残そうよ」という軽いノリに流されて、笑いながら了承した私もいました。
でも、今になって考えると、あの映像がどこかに残っていたら…もしかして、どこかに流出してしまっていたら…と不安がよぎることがあります。
Aさんはそんな人じゃないと信じたいけど…別れてから連絡も途絶えてしまった今、ふとした瞬間にその心配が頭を過るのです。あの時の甘い記憶に影を落とす、唯一の気がかりです。





